| ・併存的妥当性 |
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別の尺度との相関を取るというもの。
同時的妥当性とほぼ同義。ただし、妥当性を検証したいテストのテスト得点と基準となる別のテスト得点との関係を調べたいときには、併存的妥当性と呼ぶのが普通である。
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| ・差異妥当性 |
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テストが複数の異なる基準変数をどの程度識別しうるかをあらわすもの。
特定の基準変数とは相関が高いが、それ以外の基準変数とは相関が低いテストは差異妥当性が高い。
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| ・増分妥当性 |
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いくつかのテストを組み合わせて予測のシステムを考える場合に、そのテストを組み入れることでシステム全体としての予測力がどの程度増すかを表す概念。
重回帰予測でそのテストを加えると予測したい基準変数との重相関係数(あるいは説明率)が急に大きくなるようなものは増分妥当性が高いと呼ばれる。
今使っているテストに、テスト1かテスト2のどちらかを組み合わせたいときには、この増分妥当性が高いものを選択して組み合わせることが望ましい。
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| ・交差妥当性 |
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異なる被験者集団間、あるいは異なる場面間における妥当性のこと。
ある１つの場面で決定された妥当性が、他の場面でも同様に成立するかを明らかにすることによって交差妥当性を検証する。
この交差妥当性は文化的な問題が入る場合も多いので、特に異文化間での交差妥当性を交差文化妥当性と呼ぶときもある。
| cf.内部妥当性／外部妥当性 |
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ある特定の場面、特定集団に限定されて得られた妥当性を内部妥当性という。
また、内部妥当性がどの程度異なる場面、集団に対しても適応可能であるかということを指して外部妥当性と呼ぶことがある。
両者に相関があるとは限らない。 |
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