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書名	著者・編者	出版年	出版社	内容
Q&A　心理データ解析	服部環 海保博之	1996	福村出版	統計というとどうしても数式と顔を突き合せないといけなくなるが、この本は極力それを少なくしたものである。 図表が多く、わりと見やすいし、表現も平易。 Q&Aの形式で書かれており、疑問に思うところにきちんと焦点が当てられている。 練習問題もついているので、復習もしやすくなっているのが特徴である。
試験にでる心理学　心理測定・統計編	山口陽弘	2002	北大路書房	試験にターゲットを絞った本。 試験で問われそうな、信頼性と妥当性や多変量解析などを記述や択一の問題できちんと答えられるように解説がなされている。 家庭裁判所調査官や国家一種の過去問の解答・解説もついており、試験対策にはかなりよい。 ただし、統計の基本的なところは省かれているので、他の本で勉強してからやるべきであろう。
行動科学における統計解析法	芝祐順 南風原朝和	1990	東京大学 出版会	行動科学において重要である部分についてきちんと書かれた本。 内容は濃いのだが、統計がわからない人や、数学が苦手な人にはかなり難解な本である。 数学や統計に自信がある人ならばこれでさらに知識を深めるとよいだろう。
心理統計学の基礎	南風原朝和	2002	有斐閣	上の『行動科学における統計解析法』を平易にしたのがこの本。 表現がかなりやわらかくなっており、初学者であってもそこそこ理解できるようになっている。 ただし、やはり数学的知識がかなり必要なため、他の本で補いつつこの本で学習するとよいだろう。

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